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ミステリーランチで登山したい! スクリー32/クーリー40


グレゴリーやオスプレーもいいけど、ミステリーランチで登山したい。



はじめに

ミステリーランチといえば軍用で堅牢といった無骨なイメージで登山で使うには重いのではという印象があります。

が…実はマウンテンラインも最近は充実しています。今日はそんな中からスクリークーリーという中型登山ザックを調べてみました。

スクリー32


image:mysteryranch


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第一印象はスイートピーとウリふたつのデザイン。おなじみのスリージップシステムはそのままにでは何が違うのか?

スイートピーとの違いはエストベルト、登山ではなにかと小物を出し入れする機会が多いのですがそんな時に大活躍するのがウエストベルトのポケット。

コンパス、携帯、行動食などなどザックを降ろさずともアクセスしやすいウエストベルトの収納は抜群に便利。

そして重い荷物を背負って山を登るためには腰でしっかり荷重を支えてあげることが必要です。

下のスイートピーと比較してもらえればわかりますがかなり重厚な作りになっていることがわかります。

スイートピー側面】

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もうひとつ違うのは生地。スイートピーはミステリーランチ定番のコーデュラ500Dですが、スクリーの生地は210D Robicというもの。

マウンテンシリーズで採用されるファブリックRobic™は軽さと強度のバランスが非常に優れます。Robic™ 420DではCordura 500Dと比較して、80%強の軽さながら、引裂強度では約85%、引張強度では約110%の強度と同等の耐摩耗性を誇ります。 Robic™ 210D Honeycombはさらに15%も軽量ですが、ハニカム構造により強度低下を抑え十分な強度を発揮します。

主に使用する500デニールのコーデュラナイロンは生地重量に対して堅牢で耐久性が高く耐水性にも優れます。1000デニールコーデュラナイロンはさらに優れた耐久性を発揮しますが、約2倍の重量になってしまう事と織目の間隙率の多さによって耐水性が500デニールに比べ劣るので500デニールを主に使用し、1000デニールはより高い摩耗耐性が求められる1部のモデルのみで使用します。生地表面にはテフロン加工、裏面にはPUコーティングを施して紫外線耐性にも配慮しながら優れた耐水性を確保しています。
引用:mysteryranch

スイートピーは33Lで1.6kg
スクリーは32Lで1.3kg
ほぼ同じ容量で300g(約20%)軽量効果が得られています。

クーリー25/40(画像は40)


image:mysteryranch


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続いてクーリーです。
クーリーもスリージップシステムのザックにはなりますがスクリーとの大きな違いはフロントパネルにある大きなポケット

このポケットはグレゴリーのパラゴンなどと同様に脱着した衣類を雑に入れることもできます。

天候が変わりやすく、体温調節が難しい登山ですぐにアクセスできるところにウィンドジャケットなどがあると素早い対応が可能となります。

そして単純にデザイン的にもカッコイイ。

生地素材は330D Robic なので耐久性はスクリー以上スイートピー未満というところでしょうか。

スクリーとの違いはサイズ展開にもあります。
スクリーが32Lワンサイズなのに対しクーリーは25Lと40Lの2種類が用意されているので、ベストなサイジングが可能です。

夏季登山の山小屋1泊の行程ぐらいであれば25L、それ以上または調理をしたりする方は40Lがいいと思います。

比較


引用:mysteryranch

容量や重量、価格を表にしてみました。
価格はスクリー32とクーリー25がほぼ同じ。ちなみにスイートピーは33Lで36000円になっているのでタウンユースでスイートピーを検討している人も重量や価格を考慮するとスクリーやクーリーも一考の余地ありですね。
(参考:グレゴリーのスタウト35は21600円、パラゴン38は25920円、ズール35は23760円)

先にウエストベルトが重厚な作りになっていると紹介しましたがどちらのモデルもウエストベルトは脱着可能でタウンユースでの使用もスマートにできます。

まとめ

結論:オールラウンダーなのは容量的にもスクリー。
荷物量が安定している人、防寒着等の脱ぎ着か多い人はクーリー。

とにかくデザインがカッコイイミステリーランチ。登山用はコスパも高く実は掘り出しモノかも。

実はタウンユースでも使えるよ!
一人ひとつはミステリーランチ。



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ミステリーランチ スクリー 32


ミステリーランチ クーリー 25


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