富山の誇る名峰。
三大霊峰の一座。
立山
いざ登ると立山という山は存在しません。雄山、大汝山、富士ノ折立という三座を総称して立山と呼ばれています。またこの三座に浄土山、別山を加えて立山三山ともいいます。
この山の素晴らしいところは標高2400mの室堂まで交通機関を利用してアクセスでき、気軽に3000m峰の頂に立つことができることです。
その頂からは北アルプスのシンボル槍ヶ岳、岩と雪の殿堂剱岳、遠くは日本最高峰の富士山を見渡す事ができます。
今まで登山に興味がなかった人を一気に飲み込むだけの魅力を秘めた山が立山なのです。
まず室堂から一の越に着いた時に見える槍ヶ岳に目を奪われます。雄山山頂で空気が澄んでいれば遠く富士山を見ることができ、さらに大汝山に向かう稜線に出た時に現れる剱岳は正に圧巻、そして歩き続けた先にある別山から望む剱岳は一気に畏怖の対象となります。
また、稜線の下に目を向けて見れば日本随一の黒部ダムや氷河の残る雪渓、運が良ければ絶滅危惧種の雷鳥を手の届く距離で観察できることもあります。
これほどまでに景色が壮大で、様々な体験ができる山は数少なく立山は間違いなくその一座だと思います。
上高地という抜群のロケーションを誇る槍穂高連峰と比較しても全く引けを取らない、素晴らしい山です。
立山に登りたい
立山は地元小学生が学校登山でも登っているように初心者でも登山が可能な山です。
これから登山をはじめる人にはうってつけの山で、私も断然オススメします。初心者にオススメする理由としては観光地でもあるため山で困りがちなトイレなども充実していますし、登山者も多いため道迷いの心配はまずありません。
近年は北陸新幹線も開通し首都圏からのアクセスも容易になりました。
1番シンプルな行程としては
1日目:富山県に移動し室堂で1泊
(登山はゆっくりペースでも4時間みていれば往復できます。早い人だと2時間ぐらいで往復できます。)
2日目:御来光登山で昼前に室堂まで下山して帰路へ
室堂から富山市内まで2-3時間かかるので、県外からの場合はそこから飛行機なり電車で移動になります。
立山って名前は知っているけど単なる山でしょと思わず、騙されたと思って一度訪れてみてください。
初心者に立山登山をオススメする3つの理由
- 登山時間が短い(平均約3.5時間)
- 売店、トイレ等が充実
- 道迷いはまずない
より具体的な登山については今後ブログで語っていきたいと思います。
雄山山頂