朝からチマチマひよこのオスメスを選別するかのごとく…
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
今日はコーヒーを自宅でおいしく飲むために頑張ってみた話。
コーヒー好きな方はたくさんいると思いますが自宅での淹れ方は千差万別と思います。
- 生豆で買って自家焙煎する
- 焙煎豆を買ってきて淹れる直前に豆を挽く
- お店で挽いてもらったものを使う
- 粉を溶かすタイプ
ピンからキリまであります。
美味しさより手軽さか
それとも手軽さより美味しさか
何を求めるかで大事なものは変わります。
大それたプロローグを書きましたが、今日はあくまで素人が自宅で欠点豆を選別してコーヒーを淹れた話です。
期待させた方ごめんなさい。
コーヒーには欠点豆をなるモノが一定の割合で混入します。
そして高級豆ほどこの欠点豆を除く作業が行われており、その分お値段もお高くなっています。
すごく面倒なんです。
でもこれだけで嘘のようにコーヒーがおいしくなるんですよ。
ちなみに我が家の豆は京都産でものすごく特別なモノではありません。
私はコーヒーを淹れるときは、保存パックから手動ミルに入れてガリガリやってから普通にドリップするのですが、今日はそこにひと手間加えて豆を挽く前に欠点豆を取り除いてみました。
品質のよい豆なら欠点豆は少ないと思いますがそれこそ毎日飲むための豆にそんなにお金はかけられません。
では実際どうだったか報告です。
いつも淹れる分量より少し多めに豆をキッチンペーパーに広げて手のひらにのせては欠点豆を除きます。
ものすごく地味な作業です。
ひよこのオスメス選定の方がよっぽどはやいです。
そして目視で素人がやるだけでも出るわ出るわ
でこんな感じになりました。
欠点豆の特徴をネットで見ながらやりましたが素人作業なので取り除けていない豆もあると思いますが、総量のおおよそ5-10%ぐらいの量になりました。
その後いつも通りにコーヒーを淹れた味はどうか?
ウマイ!
これはもう別物、いつもと全然違います。
これが世に言うスペシャリティコーヒーか!
と大げさに感じるぐらい味が違います。
もうね、エグミとか臭みとかなくて舌触りすらまろやかになったとわかるほどでした。
一方、チャレンジは続きます。
今度は欠点豆だけで同じようにコーヒーを淹れます。
これはもうね
あえて汚い言葉ですが言います。
クソまずいです。
濃縮還元エグミ黒汁。
すぐ吐き出しました。
同じく嫁も速攻で吐いてました。
欠点豆を取り除く作業は本来焙煎前にされるのですが、焙煎後の豆でも十分に美味しさを実感できるほど味が変わります。
ご自宅で豆を挽いておられる方でこれは知らなかったという人は是非一度試してみてください。
ちなみに一度濃縮還元エグミ黒汁を飲むと二度とこんなもの飲みたくないと欠点豆を探す執念が芽生えます。
最後に我が家唯一のコーヒーこだわり器具であるタカヒロのコーヒードリップポットを紹介します。少しお高いですが私も独身時代から愛用してはや5年以上活躍中。
持ち手が熱くなるので(唯一の不満)ミトン必須です。
このポットは注ぎ口がとにかく極細でハンドドリップの時に一気にドバーッとお湯が出ることがありません。
そしてドリッパーにゆっくり円を描きながら、お湯を注ぐ時間を楽しむことができる名品なのです。
挽いたコーヒー豆を蒸らす瞬間が最大の悦。
この気持ちに共感してもらえる人は試してみる価値あり。
一応ペンチで注ぎ口をつぶすという荒業もないことにはないですが…
タカヒロのコーヒードリップポットを使えば気分は一流バリスタ。
口うるさい嫁もうっとりのドリップコーヒーを淹れてあげればお小遣いアップも夢ではない…かも。
読了いただきありがとうございます。
最後に皆さまのこれはというオススメ豆があったらぜひコメントに残していってください。
では、よいコーヒーライフを。