一度はやってみたいけどなかなか本当にやるのは難しい。必要なモノって本当に数少ない。
わかっちゃいるけど捨てられない。
モノと向き合うと色々と自分が見えてきます。
モノのある快適とない快適、最適解は人それぞれ。人生のステージでもその最適解は変動する。個人的に信じている言葉『得るは捨つるにあり』。どうにも行き詰まったとき、最も生活で比重の高いモノ、行動、関係を捨てる事が出来れば道は開けると信じています。
ドキュメントであるこのフィルムは自分の部屋のモノを全て貸倉庫に預けるところから始まります。裸で部屋に一人、変態ですね。
そこから1日ひとつだけ必要なモノを貸倉庫から取り出して良いというルール。もちろん最初はコートです。
その後は少しずつ必要なモノを取り出すのですが…。
続きはぜひご自身で観てください。
なにか感じることがあると思います。
よく言われますよね、モノが家を占領する事で家賃は払われています。貸倉庫にもお金はかかります。モノが無ければ空間ができます。きっと心地よい空間だと思います。
あなたの家の何割がモノに占領されていますか?10万の家賃の家にモノで半分以上占拠されているなら5万は貸倉庫の家賃と同じです。
そこには必要なモノもありますが、決して多くはないはずです。日々取捨選択、手放すべきは手放し心地よい空間が少しずつ広くなるようなそんな生活を営みたいと感じてほしい映画です。